2010年12月20日月曜日

感謝の気持ち

―― スタイルも抜群で、スーツの着こなしもとてもおしゃれ!で4歳の女の子のママでいらっしる上杉さん。私たちはすごく驚きましたが、取材の中で、今朝のお子様と会話や普段のご様子をお話しされている表情はとても優しく、素敵なママ姿が目に浮かぶくらい、お話をすればする程に、働くママとして目標とすべき方でした。きっと娘さんにとっても自慢のママでしょうね。


取材を通して


―― 正直今回の取材を行なうまで両立は、「ただ大変なだけだ、自分には到底無理」だと諦めていた所がありました。

しかし、現実はそれ以上に楽しさや、やりがいがあり、家庭を持っていない私よりビシビシに「タイムマネジメント」をされていて、仕事に対しても家庭に対してもずっと意識が高いのだと感じました。

働く女性の多くは、妊娠・出産となった時、仕事を「続ける」か「辞める」かで迷うと思います。

しかし、仕事と家庭を両立すると決めた時、上杉さんは、特に迷いや不安を抱くことはなかったと…その言葉の根底には、両立する為にはどうすればいいのかを考え、出来るか出来ないかではなく、自分がどうしたいかという思いがあったのだと強く感じました。

両立することを選択したのであれば、仕事と家庭に上手く向き合える方法を考えなければなりません。企業内制度が整っていることや、社内風土も大切ですが、家族や職場の上司、同僚など周りの理解をどれだけ得られるかが大切なのだと感じました。

頑なに「人には頼らず自分ひとりの力で育て上げる」「こう育てなければならない!」と肩肘を張り、意固地になるのではなく、自分自身に少し余裕を持たせてあげることも必要で、柔軟な考え方も必要なのだと感じました。

実はそれこそが一番難しく、信頼関係無くして出来ることではないのだと感じました。仕事においても家庭においても日々の生活の中で『感謝の気持ち』は欠かせないのです。

働き続ける中で、様々な壁にぶつかることがあると思いますが、壁を乗り越える上で、先輩社員の体験談や助言は、将来を考える上で大きな力になると思います。

自分の想いが物事の根本にあり、それを支えるものが制度やロールモデルなのだと思います。働き方や生き方を知ることはすごく力になり、ロールモデルから将来なりたい自分の姿をイメージできるのだと改めて感じました。

私たちは社会人になり、女性の活用問題や制度などを勉強し半年以上になります。これまでは、制度が整っていても使えないのは社内風土にだけ問題があるのだと感じていました。

でも、本当は育児休暇を利用している間、仕事や世間から離れるその恐怖というものは計りしれないなと感じました。風邪で仕事を一日休んだとしても、ブランクは感じますし、不安でなりません。

その不安を解消する為にも、企業の内外問わず事例やロールモデルの存在は大きいなと思いました。また一歩、視野を広く、物事を捉えられる様になったと思います。

上杉さんご協力有難うございました。

(2010年10月29日現在)

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