2010年11月29日月曜日

真の強さから学んだこと

先日、仕事もプライベートも充実されながら、その企業で初めて女性管理職になられた方、いわゆる女性のキャリアアップの道筋を作られた方にお話をお伺いしてきました。

その方からは芯の通った強さと女性ならでは、母ならではの強さから醸し出される雰囲気に少し緊張しながらも、女性として、母としてずっと仕事をされてきた秘訣などをお話し頂きました。

当時は女性が大学に進学するのも珍しい程、女性が働くのは本当に難しい時代だったそうです。就ける職業も限られていて、その企業の女性採用の一期生として入社されたそうですが、その際もコピーやお茶汲みばかりで、仕事にはやりがいもなく楽しくなかったと仰っていました。その中で資格をとり、仕事を紹介してもらい転職まで考えておられたそうです。

しかし、紹介先の方から、「この仕事はやりがいを感じるような魅力的な仕事ではない。辞めない方がいい。」との言葉をもらい、考え方を切り替えるきっかけになったそうです。

それからは、何事も前向きに捉え、コピーひとつ取る時も、最先端の情報が手に入るという様に、仕事の中に楽しさを見出していったとお話しされていました。

現在では、少しずつ改善され、育児休職など企業内の制度は整い女性も結婚、出産後も働けるように男女ともに働きやすい環境ができてきています。

しかし、それが必ずしもいいこととは言い切れないかもしれないと仰っていました。育休で仕事にブランクをあけることになるし、それに加え、最近では、「会社に制度を整えられていない。」「子育てができる環境が設備されていない。」と求めるばかりで、自分で何とかしようと考え、自らがやりたいことをするためにどうすることが必要か考えていない人が多いのではないかと…

ご自身は、「働くことを選んだからには職場に迷惑をかけないことが一番重要」だと話され、周りや会社にばかり期待するのではなく、チームワークを乱さず、子育てと仕事を両立するには自署努力も必要だと思いこれまで働いてこられました。

自分が働き続ける道を選んだからには、責任を持ち自分のキャリアを考えるべきで、「仕事」か「家庭」か、何を優先すべきなのかという軸を明確に持っておくことが一番必要だと思いますと仰っていました。

そして次に大事なのが自分自身。「何のために働くことを選択したのか」を考えること。
しなければならないこと、重要なことを先にこなし、仕事の効率性を上げることがポイントだとお話しされていました。

「仕事上で悩むこともあると思うが、そんな時こそ、不安を解消する方法を考えた方が良いですよ」とのアドバイスも頂きました。すべてはタイムマネージメントに繋がるのだと。

お話しをお聞きしても終始「芯」の強さを感じ、自身の働き方も見つめ直す機会になりました。育児にしても、仕事にしてもどこか複雑にしていたのは自分自身なのかもしれないなと感じ、
入社のときに抱いた思いを忘れず、自分自身の「軸」をしっかり持っていたいなと感じた取材でした。全ては「タイムマネージメント」なのだと改めて実感しました。

2010年11月16日火曜日

「働く環境」の在り方は自分自身の中にある

―― 一歩足を踏み入れるとそこは、広々とした優雅な空間。清潔感に溢れ、なんだかとても贅沢で思わずうっとりとしてしまいました…(笑)

優雅さと同時に、居心地の良さを感じ、それは空間だけで演出されているのではなく、そこに働く人々が与えてくれるのだと強く感じました。

団結したチームワークの良さが取材から感じられ"多くのお客様に喜んでもらえるホテルを目指している"とお話しされる大矢さんからは女性としての魅力もビシビシと伝わってきました。活き活きと活躍する女性としての姿がとても印象的となった取材でした。




取材を終えて


―― 私たちはこれまで数々の取材を行なってきました。
その中で、制度の活用方法、運営での工夫など様々なお話を聞き、勉強させて頂いてきました。

お話を伺う度に、他社の制度や社内風土が整っている状況に圧倒され、どうすれば自社に活かせるのだろうか、この取材を通し自社に何を持ちかえれたのかと考え、取材を重ねても自社は変わらないのかも知れないと思い焦ることも多くありました。

しかし、今回この取材を通して改めて感じたことは、「働く環境」の在り方は自分自身の中にあるのだと強く感じました。

私自身が仕事に対する向き合い方を理解しきれておらず、表面上の環境しか見えていなかったのかもしれません。何よりも働きやすくするには自分から変わらなければ何も変わらないということだと思いました。

確かに、サポート体制が整っていれば制度的には守られていて働きやすいのかもしれません。けれど、制度で守られているからこそ、そこに甘え、権利主張してしまうのでは働きやすい環境は永遠に手にできないのではないかなと思います。

困ったときに手を貸してもらえるような良い関係を築きたいのなら、助けてあげたいと思われるような仕事をすること、何かを一生懸命に取り組んでみるなど、自分自身もモチベーションをあげて仕事に取り組むことが大事だと思いました。

まずは今おかれている立場をしっかり理解し、認めること、その中で自分は何ができるか、できることを精一杯に行なうことが大切なのだと感じました。きっと、きれい事だけではなく、何かを成すことは強さも必要なのだと思います。時には凛とした強さを持つ、どこまでも勉強していたいと思うほどの向上心は持っていたいし、必要なんだと今回の取材で改めて学びました。大矢様有難うございました。

(2010年9月21日現在)

2010年11月15日月曜日

企業力UPセミナー[11月10日] 報告

過日開催致しました、『企業力アップセミナー』にご多用にも関わらずご来社頂き誠に有難うございました。
おかげさまで好評のうちに閉会することができました。




前半の㈱ワコールの人事部深沢様の講演では、
『「自律型人材」への第一歩~ワコールの新入社員教育~』として人材育成の基本原則と新入社員教育をテーマにご講演頂きました。





企業としての経営の基本方針 から新人教育の内容についてご紹介頂きました。

後半の人材育成コンサルタント 水谷伊久子様のご講演では、『人材育成の最前線から!今、新人研修に求められることは!』をテーマにお話頂きました。



水谷様の講演では、動作が与える印象について実践しながら学ぶセミナーとなりました。ご参加された方の実施したアンケートからは下記のような声も聞けました。



  • 日頃気がつかないことを考えさせられた。 
  • 意識を変えることで、周りからの見られ方が変わると感じました。 
  • 自分のことはなかなか気付かない、育成には自ら気づいてもらうことが大切だと思った。 
  • 体験に基づく話で非常に参考になった。 
  • 何となく頭では分かっていること、分かっていると思っていることを、具体的に全身を使って話して下さるので改めて言わないと分からないことが多いと気付きました。






やはり、皆さん「人材育成」について色々思うこともあり、凄く考えているのだと、もしかすると企業にとって、個人にとっても永遠のテーマなのかもしれないなと感じ、自分自身も誰よりも成長していかなければなと感じたセミナーでした。

誠にありがとうございました!!

2010年11月11日木曜日

高いモチベーション



■様々な取り組みをされていますが他に何か支援策はありますか?


弊社では制度をただ提示するだけでなく、人事の者が個人面談を行い制度の説明をしたり、育児休業などからの復職のフォローアップ面談を定期的に行っています。
また、社で育児用雑誌の定期購読をし、無料貸し出しを実施しています。

実は、弊社は女性が自身のキャリアアップの為に退職されるケースも多いんです。他のサービス業界へ移る方や、ホテル業界内での転職によるキャリアアップ、他には海外に語学留学に行ったりと理由は様々です。そういう意味では女性の退職=結婚・出産ではありません。

―― そうなんですか?!
女性がキャリアアップで退社するというイメージはなかったです。向上志向の方が多いんですね。

■退社された方の中には戻ってきたいと言われる方もいらっしゃいますか?


そうですね。やはり、キャリアアップ志向が高い女性が辞めていくのは「これからなのに…」と思う気持ちは否めません。特にホテル業界は転職が多い業界です。制度ではありませんが、運用で受け入れ態勢は用意しています。

また、留学・勉強を理由に退職を考えている人については、場合によって自己都合休職を認めることもあります。現在、自己都合休職を認められて留学し、復職した方は3名います。

語学やビジネスについて自主的に学びたいという向上心のある方が、これまで弊社で働いてきたノウハウも持たれている上に、プラスアルファ新たに学んでこられたことを含め成長されていますからすごく財産になると考えています。

他には月々技能手当をお支払いする制度を用意しています。英語(TOEIC)やソムリエ、バーテンダーなど様々な資格について認められています。

―― そうなんですね!運用面でも様々な工夫をされているのですね。
会社から休業といった形で戻ってきてもいいと言われたり、技能手当が出すると、勉強してみようかなと、一つのきっかけになりますね。

■他に、学習を推進する仕組みなどはございますか?また、海外などに行かれて復職できる運用は社員の方々はご存知なのですか?


通信教育を援助するという意味で、指定された通信教育を受けると終了時に補助金が会社の方から出ることはあります。何事もきっかけ作りは大切ですね。

また、自己都合休職については特に周知をしているわけではありませんが、身近な先輩などがこういった運用で留学しているのを知っているので、私共から伝えるのではなく、生の声が聞ける位置にいるのではないでしょうか。

また、上司の方もご存知なので、部下の相談に対してアドバイスする場合もあるようです。仕事を続けたい、向上心を持って成長したいという方にはどんどん頑張っていただきたいと思っています。

当ホテルは忙しい分、効率よく仕事をこなすことも大切ですが、何より仕事に熱心な方が多く、目標意識が高いんです。社内に教えてくれる頼れる方がたくさんいるので、資格取得にも前向きになれますし、凄く心強いんですよね。

―― そうなんですね!!お話をお伺いしても本当に職員の皆様がモチベーションの高さが伝わってきますね。

■では大矢様ご自身の仕事の一番のやりがい、醍醐味を教えて頂けますか?


そうですね。私はもともと、いわゆる「キャリア志向」ではなかったのですが、ここまで仕事を続けてこられたのは、人との繋がりやご縁のおかげだと日々感じています。

ホテルの中には、タイトルに関わらず常に高い目標や問題意識を持って真摯に頑張っている人がたくさんいます。そのような方々を見ていると、私も何か役に立ちたいと思いますし、それが現在まで仕事を続けるモチベーションになっていると思います。

総務人事の仕事は、縁の下の力持ちです。「人を育てる」「働きやすい職場を作る」というのは時間がかかるしすぐに結果がでない地味な仕事です。

そんな中でも一番のやりがいは人との関わりです。新しい制度ができたことや研修を通じてスタッフから「働きやすくなった」とか「ありがとうございました」とか、そんな声を耳にしたときは本当に嬉しいです。

また、現在私は管理職ですが、上位の役職につくほど大きな課題に取り組めます。できることの種類を広げていく横のキャリアアップもありますが、管理職という縦のキャリアアップ希望者も増やしていきたいと思っています。

―― なるほど。私たち自身、取材を通し人事部の方々にお話をお伺いするたびに企業になくてはならない存在だなと強く感じます。

■最後に新入社員にメッセージを下さい。(主に私たちですが…笑)

そうですね…メッセージ難しいですね…(笑)
仕事をしていたら、逃げ出したいこともあると思います。組織においてはすぐに自分のやりたい仕事ができることの方が少ないですし、仕事は思っているほど合理的には進みません。

ですので、特に新入社員の時は「(上司から)自分に何が求められているのか」に集中して、できるだけ早く良い結果を出すことが必要だと思います。

どんなに嫌なことでも必ず終わりは来ますし、一生懸命に取り組むことに「無駄」はないと私は思います。

一方、自分の中では将来「こうなりたい」という夢を持って、あきらめずに取り組むこと。「こうなりたい」と「今の仕事」を関連付けて考えられるとモチベーションも上がると思います。

そして最後に、周囲の人(上司、先輩)はみんなサポーターです。ひとりで思い悩まずに何でも相談してみてください。もちろん、私たち総務人事のスタッフもその一人なので、ぜひ活用していただきたいと思います。

(2010年9月21日現在)

2010年11月1日月曜日

自分のスタイルで働ける職場

―― 古都・京都の玄関口から一歩踏み込むとそこは、洗練された空間…ここでの結婚式を夢見ている方も少なくはないのではないでしょうか。

今回の主役は、今年で開業14年目を迎え、国内外を問わず多くのお客様に親しまれている、京都で知らない人間はいないと言っても過言ではない「ホテルグランヴィア京都」様です!

今回の取材先は、総務部 総務人事グループの大矢 悦子様にお話をお伺いしてきました。

ホテルグランヴィア京都様は、「きょうと男女共同参画推進宣言」にも登録されており、お客様だけでなく、そこに働く従業員も大切にされています。
そんな秘訣や、社内風土を少し覗いてきました。
大矢 悦子氏

■男女共同参画推進宣言をされていますがその経緯を教えて頂けますか?

女性が末長く働ける、いろんな方面で活躍できる企業にしたいと思ったのがきっかけです。海外のホテルでは管理監督職でも大変多くの女性が活躍されているんですよ。それに比べ日本はまだまだですよね。女性の中で一番多く考えられる、結婚出産。

出産しても仕事を続けたい、キャリアアップ志向があるのであれば、この企業で続けようとか、上を目指し、頑張ろうと思わせる足がかりになるものが必要だと思ったんです。
こうあるべきというレール敷くのではなくまずは環境作りから始めました。



―― なるほど。確かに、仕事を続けたいと感じていても、会社にそのような風土がなければなかなか言い出せないこともありますね。
そう思うと、会社全体で女性活用問題に取り組まれるのはすごく素敵ですね。

■では他に、女性が活躍する職場にするためにはどういうことが必要だと思われますか?

そうですね。様々な側面があるとは思いますが、一番は、自分のスタイルで働ける職場ではないでしょうか。キャリアアップ志向の人もいれば、そうでない人もいますよね。

例えば、キャリアを積むと必ずマネジメントをしないといけないというのではなく、接客が好きで接客のスペシャリストを目指すとか、ひとつの職種をずっと継続できるなど、いろんな働き方の中から、自分の働き方が選択でき、仕事に対してやりがいや責任を持てる働き方ができる職場ではないかなと感じます。

そして次に必要なことはやはりサポートする風土ではないでしょうか。
弊社では育児休職は最長子供が3歳になるまで、勤務時間の短縮については9歳の学年末までに延長しています。

―― なるほど…そうなんですね。
それにしても、24時間、365日営業の中で育児休業・勤務時間短縮の延長だなんてすごいですね!

■周りの方々の反応はいかがですか?また利用者からはどのような声が聞かれましたか?


そうですね。弊社では最長3歳なので、制度利用期間を自分で合わせられます。ですからなかなか保育園に入園できず困っていたところ、何カ月か制度を使い助かったという事例がありました。

また、周囲は方向性や制度について総論賛成ですし、概ね理解があると思います。
問題は実際の運用がどうか、ということですが、育児休業中の人員不足についてはアルバイトを補充したりという運用をしています。

弊社は24時間営業ですから夜勤のある職種もあります。育児休職復職後の方々は、今のところ配属を含めて労働時間の配慮をしたり、制度に縛られるのではなくケースバイケースで柔軟な対応を心掛けています。

また、制度においては周囲の理解だけではなく、利用側の意識も大切ですね。権利主張をするだけではなく、利用者の仕事に向き合う姿勢や配慮に対する周囲への感謝は必要です。

もちろん、育児だけではなく、今後は介護問題も増えていきますし、お互い様という気持ちも大切ですね。

何にしても、やはりお互いの思いやりが欠かせないと思います。思いやることで自然と相手の立場も見えてきますからね。


―― そうですね。やはり最近では、保育園の入園問題もよく耳にします。そんな中育児休業の延長はすごく心強いですね。また、自分にばかり負担がかかるとなかなか、思いやりを持てなくなってしまいますが、そういった両側面をしっかりとらえ、会社がカバーしてくれるとよりよい環境になりますね!

■多くの方が制度を利用されているのですか?また男性の育児休業取得率はいかがですか?


ここ最近は特に結婚しても仕事を続ける方が非常に多いです。中には2人目3人目の育児休業という方もいらっしゃいます。

ただ残念ながら、男性の育児休業取得はまだです。これは今後も課題です。男性の育児休業は外圧ではなく、まだまだ男性の意識が進んでいない部分もあると思います。

制度として男性の出産直後の休暇はまだありませんが、運用で工夫はしていますし、男性も育児休暇取得を検討して頂きたいと考えています。

ただし、現在は不況の影響もあって人の不足への対応が難しく、そのような意味でも特に男性は遠慮しがちであると思います。

―― そうですね。確かに、日本全体で見ても男性の育児参加はまだまだですね。
最近でこそ育メンや男性の育児参加などを耳にしますが、やはりまだ性別役割分業感覚も抜けきっていないでしょうし、難しいところですね。

(2010年9月21日現在)

2010年10月25日月曜日

すべての人々がイキイキと働けるオフィス

松井山手支店 

―― 取材を行うまで金融機関は、どこかお堅く冷たいイメージを持っていました。

しかし、京都信用金庫の松井山手支店に一歩足を踏み込むとそこは、とても居心地のよい店舗で用事がなくても思わず足を運びたくなるそんな空間でした。

そして何より一番の魅力は働く方々です。皆さん目がキラキラと輝き、そこには私たちが目標とする「すべての人々がイキイキと働けるオフィス!!」でした。

こんなに身近にいたのかと、目の前に広がる職場風土に、そして皆さんの熱い思いに、思わず感動し不覚にも途中泣いてしまいました…。笑 (ご迷惑おかけしました。汗)

というのも、皆さんのモチベーションの高さや、社員同士の絆の強さがビシビシ伝わってくるんです。本当に不思議でなりませんでした。耳にする言葉一つ一つから「仲間意識」というものが感じられました。

今回までの取材で、自分自身の仕事に対する姿勢を見つめ直し、周りにばかり求めるのではなく、自身で変えていく程の心づもりは必要だと学んできました。

それだけでなくチームワークの在り方をも今回学んだように思います。自分が周りに与える影響と、周りから受ける影響の両側面に気づき考えさせられました。「良い会社」は楽しそうな点がピックアップされ、どこか夢見がちに思います。

しかし、本当に素晴らしい会社は、決して単なるなれ合いではなく、数字に対して責任感を持ち、目標数値を全体で1つと考える風土が染みついているのです。

その中で京都信用金庫さんももちろんのこと数字に対する向き合い方は真剣そのもので、また、皆さん悪いことから先に上司に報告するそうです。

失敗した時「どう隠そうか…」とひとりで解決しようとし、どんどん深みにはまる…この悪循環が大半だと思います。それは結局、自分を守っているにすぎないのだと改めて感じました。

もし一つの行動の先に相手が見えているのであれば、自然とどこまでもお客様スタンスになっているのだと思います。
そして最後に、「支店長についていく」とさらりと言える関係にあるということにとても驚きました。

そういった関係は誰かに与えられてできるものではなく、お互いに信頼しあうことで作り上げられていく関係だと思いました。

きめ細かなフォローの元、的確な指示をし、最大限のリーダーシップでチームを率いる統率力のある支店長がさらに結束力を固めているのだと伝わってきました。

仕事でもプライベートでも人生には、数え切れない程の出会いがあると思います。
その時々に、自分はどういう人生を歩みたいか、どんな仕事をしたいか、何を目標とするかを考え選択することが大切なのだと感じました。

一見簡単で実は難しいことなのかもしれません。本当は一番大切なことで、何においても自分の中の軸というものは持っておかなければいけないのだと再認識しました。というのも仕事は自分を作る上で欠かせないものだと思うからです。

幾つの時にどれだけ人に会うかで大きく変わると、この企画を通し感じています。スペシャリストだけでは成り立ちません。ゼネラリストになれて初めてスペシャリストの道が開けてくるのかもしれないなと感じました。

ご協力頂きました、京都信用金庫松井山手支店の皆様、有難うございました。


(2010年9月30日現在)

2010年10月12日火曜日

真のチーム力

今回も引き続き 京都信用金庫松井山手支店の皆さまにお話をお聞かせいただきました。

京都信用金庫 松井山手支店

主任 接客チーフの井山 祐子さん

くらしのアドバイザー今西 賀奈子さん

主任 事務チーフ藤本 明美さんの御三方に職場風土、組織についてお話をお伺いしました。


■これまでの男性がいた店舗と現在の店舗で何か雰囲気が違うことはありませんか?

 「一番の違いは目標に対する責任感ですね。以前の店舗は、男性の営業係りはたくさんいましたし、店舗の目標に対する責任は窓口である自分も課せられていましたが今ほど責任は感じませんでした。目標達成してもどこか他人事で目標達成した際、人数も多く全員で喜ぶことはできませんでした。

確かに今は、目標に対するプレッシャーもありますが、でもその分、今の店舗は目標達成したら全員で拍手して喜べるんですよ。一体感があり皆が同士のような感覚です。上司、先輩、後輩に関わらず皆尊敬しています。」
―― そういう環境自体がすごいですね。
弊社ではなかなかお互いのことを言える環境ではないのですごく憧れます。

■松井山手支店はどんな店舗ですか?また皆さんにとって松井山手支店はどういう存在ですか?

 「京都信用金庫には温かい印象を受け入社を決めました。
仕事に関してはもちろん厳しい方もいましたし、仕事について悩んだりもしましたが、周りの方々や環境にはすごく恵まれていたと思います。

この店舗は全員で計数目標に追われています。でもその分、目標達成した時は何事にも代えがたい位嬉しいんです!達成感というか充実感がすごいです。というのも、目標数字を見ても「あと何%!」と意欲に繋がりますし、他の誰かが契約成立しそうになると心から応援し支えようと思います。

他人事ではなく、自分のことのように喜んだり、頑張ろうと思う、皆で一つの目標達成している感じです。もちろん皆を見て自分も負けていられないとも思いますしね。

思う通りに事が運ばず苦しい時でも、「頑張ろう!!」という志しを全員が持ち、全員が感じている所がこの店舗の自慢できる所ですね!

それでも気が滅入る時や、正直“辞めたい”と思うこともありますが、ずっと続いてきたのは、支店長や上司の方々はすごくモチベーションが高く、人一倍声を発してくれるお蔭ですね。

それだけでなく声を上げ、声に応える同僚がいます。皆が一丸となって頑張り、しんどい時は率先して自分から声を出す、きっと一人一人が熱い想いを持っている店舗です。
私にとって松井山手支店は、成長できるところです。

小さな職場なので各自役割はたくさんあります。モチベーションの高い仲間の中でいかに自分の役割を果たし、仲間を助け支えあっていくか、それができれば自分も成長できると思います。

皆に共感してもらえる分、自分も共感して常に、物事に敏感に反応できる自分でいたいと思っています。」

「私は松井山手支店に転勤当初、“違う会社に転職したんじゃないか”というくらい、未経験のことばかりで戸惑いました。

そんな中、自分はしたことないことでも物怖じするのではなく、積極的に受けてみようって思ったんです。たとえ解らなくて困っていても周りの誰かが、助けてくれました。

それを通し自分自身も成長できましたし、本当に周りの方々や環境に恵まれているなと感じます。積極的取り組んだ分だけ理解してもらえる。また挑戦したいと思える場所ですし、そういう風土になるのも皆で同じ目標に向かっているからだと思います。」
―― こんなに温かい職場があったなんて知りませんでした。すごく良い空気が伝わってきました。また来たいと思える空間はこういうことだなと感じました。

■では今度は逆に、怒られる、厳しいと思うことはありますか?



「支店長は厳しいです。(笑) というのも、支店長は本当にどこまでもお客様目線なんです。どんな時でもお客様の気持ちを汲み取って柔軟な対応をされていますしすごく尊敬しています。

お客様のことや事務の流れなどを考え柔軟に対応しなければならないことも多く、法律や、京都信用金庫のルールに則っているか見極めが難しいです。

しかし、杓子定規な考え方で作業的にこなすのではなく、お客様目線に立つことに心がけ、日々徹底しています。
上司の意見を聞くだけではなく自分でも調べ、考え、お互いが納得した中で仕事をしています。

支店長は、本部や各店舗との連携を取り一つ一つ確認し、解消して、納得した状態で仕事に取り組めるようして下さるので、厳しいことももちろんありますが、支店長を信じています。」
―― すごいですね。「支店長についていきます」との言葉が自然と出てくる環境であるということに驚きを隠せません。

■もし、失敗してしまったとしてもすぐ報告相談は出来るのですか?

「そうですね。むしろ、皆悪いことの方が報告は早いです。走って支店長のもとに報告にいきます。逆に言わない方が怖いですし。(笑)

ただ、入社後すぐではないです。やっぱり人間関係ができてからでなければ難しいですよね。私たちも初めは報告ですら言いにくかったです。

信頼関係が出来ていると何でも言いやすくなりますし、伝えると周りもすぐ反応してくれるんです。支店長にも“おかしい、こうじゃないか”と思ったら伝えますし、それを受け入れて下さるのですごく助けられています。」
―― すごいですね!!リーダーシップがあるんですね。

■最後に皆さんの夢を教えて頂けませんか?

今西さん


(今西さん)「そうですね。私は何らかの形でずっと笑っていたいと思います。例えば何か嫌なことがあっても皆でお腹いっぱいご飯食べて笑って毎日を繰り返す、そんな日々が理想です。」



井山さん
(井山さん)「挑戦を恐れず、どんどん前進していきたいです。そうすることで自分も成長できると思いますし、松井山手支店はそれができる所であると思いますし共に成長ですね。」



藤本さん
(藤本さん)「最近は自分の仕事に関する喜びだけではなく皆で共感し、仕事に取り組む喜びがわかるようになってきました。

皆がいるから喜べて自分が居られる。そういう様に縁の下の力持ちになりたいです。皆で同じ目標を目指し、一丸となる、気持ちを共有できることが幸せです。小さなことでも感動出来る自分が幸せだなと。」


(支店長)「この店舗のメンバーは感動しすぎですけどね。(笑)」




(皆さん)(笑)


―― すごいですね!皆さんの会社や仕事に対する思い、周りの方々に対する思いが伝わってきました。というのも支店長様の思いや考え方がどんどん次の方に伝わって、担い手となる人材が育っているのですね。

■では支店長様の夢をお聞かせ願えますか?

 「そうですね。松井山手支店は皆モチベーションの高い人の集まりで、すごく恵まれていると思います。この店舗から育った女性が、次の世代を引っ張っていく担い手になって欲しいと思っていますし、そういう逸材の集まりだと感じています。

今まで多くの方々にお世話になりましたし、今後は私がお返しをする番だと思っています。大きなことを考えているわけではないですが、京都信用金庫との未来を担う人づくりのお役に立てればいいなと思っています。」
(2010年9月30日現在)