2011年2月15日火曜日

家庭と仕事・自分スタイルを築くには


■10年後自分がどういう風に成長していきたいなと思っていますか?
また、最後に働く女性に向けてのアドバイスをお願いできますか?加藤さんからお聞かせ頂けますか?



私は、性格上なんでも新しいことをどんどんしたい方なんです。
現在は総務課に就いていますが、以前は営業事務でお客様の電話応対しておりました。そのお蔭で違う立場の仕事の苦労や流れが解りましたし、積極的に新たな試みにも取り組み、今の仕事とは違う仕事にどんどんチャレンジして色々勉強していきたいと思っています。

後は、弊社では何人か集まれば活動資金が出る制度があるんですが、野球、フットサル、釣り、ゴルフ、テニスなどが部活としてあるんです。私も結婚するまではテニスをしていましたが、今は、土日は子どもとの時間なのでなかなかできていませんし、テニス部に参加するなど、自分の時間が少しずつ作れるといいなと思っています。アドバイスかぁ、難しいですね…(笑)

私は育児休業取得者第1号でしたし、大変なこともありましたが、しんどい、つらいとばかり考えるのではなく、今後両立をしていきたいと望むのであれば特に、今は制度や風土が整っていなくても自分がレールを敷いて、後に続く方が取り易い様にしようと思うのも一つだと思います。

自分自身が“こうした方が楽だった”と考え、出来る仕組みを整えていこうというプラス思考に考えを持った方がいいかなと思っています。

両立は大変です。けれど、しんどいことがあってこその子供とのかかわりもあると思いますし、その分喜びも大きいのではないかと思います。これから迎える方は、決してしんどいことばかりではないですし、そう前向きに考えてほしいと思います。


―― ありがとうございます。

■では、三原さんお願いします。

私は入社後ずっと総務にいますが、現在は労務関係の仕事をしていて、退職した上司からの引き継ぎ業務と、今年からまた新しい取り組みを始めています。仕事の内容は有り難いことにこれまで色々変わってきたんです。

今後は育児休業取得者が増えてくると思いますし、制度をより使いやすいものに改善させていきたいと思っています。よりよくするためには、自分一人ではできないことも多々ありますので、出来るだけ多くきっかけを投げかけていきたいと思っています。

また、制度を整えるだけでなく、全社員に周知し理解して頂くこと、そして、それが全社員にとってより働きやすい環境を作るための一つになればと思っています。

やはり、制度を改善するだけではなく周りにどう理解してもらえるかだと思いますし、その為には、実際働いている方の声が重要ですので、上手に投げかけていき、どんどん浸透させていくことが今の目標ですね。


まずは行動計画案を社内に周知させることから始めて行きたいと思っています。少しずつですが、看護休暇を子供の病気などで男性社員も取得してくれるようになりました。
私は今の仕事がすごく好きなんです。最初から好きだったわけではありませんが今はこの仕事が一番好きだなぁと。

最初はどうしていいかわからず不安もありましたが、実際、先輩方から声をかけてもらい、私の勉強の為に、チャレンジさせてくれました。

周りに「勉強になるから、ちょっと調べてくれるか」と惜しみなく機会を下さる方が多かったんです。その中で、一つ仕事を終えて「ありがとう」と言って貰えた時に、すごくやり甲斐を感じ、だんだん仕事を好きになっていきました。

それでも、やっぱり落ち込むこともありますよね。でもそんな時は、一つは仕事の中での成功事例などいいことを考えるようにしています。仕事での落ち込みは仕事で立ち直るきっかけをつくることが大切だと思うので日々心がけているんです。

仕事を続けていく上で、仕事を、会社を好きになるのが一番続くと思いますし、働く上では大事なことだと思います。

(2010年12月14日現在)

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