2010年10月12日火曜日

真のチーム力

今回も引き続き 京都信用金庫松井山手支店の皆さまにお話をお聞かせいただきました。

京都信用金庫 松井山手支店

主任 接客チーフの井山 祐子さん

くらしのアドバイザー今西 賀奈子さん

主任 事務チーフ藤本 明美さんの御三方に職場風土、組織についてお話をお伺いしました。


■これまでの男性がいた店舗と現在の店舗で何か雰囲気が違うことはありませんか?

 「一番の違いは目標に対する責任感ですね。以前の店舗は、男性の営業係りはたくさんいましたし、店舗の目標に対する責任は窓口である自分も課せられていましたが今ほど責任は感じませんでした。目標達成してもどこか他人事で目標達成した際、人数も多く全員で喜ぶことはできませんでした。

確かに今は、目標に対するプレッシャーもありますが、でもその分、今の店舗は目標達成したら全員で拍手して喜べるんですよ。一体感があり皆が同士のような感覚です。上司、先輩、後輩に関わらず皆尊敬しています。」
―― そういう環境自体がすごいですね。
弊社ではなかなかお互いのことを言える環境ではないのですごく憧れます。

■松井山手支店はどんな店舗ですか?また皆さんにとって松井山手支店はどういう存在ですか?

 「京都信用金庫には温かい印象を受け入社を決めました。
仕事に関してはもちろん厳しい方もいましたし、仕事について悩んだりもしましたが、周りの方々や環境にはすごく恵まれていたと思います。

この店舗は全員で計数目標に追われています。でもその分、目標達成した時は何事にも代えがたい位嬉しいんです!達成感というか充実感がすごいです。というのも、目標数字を見ても「あと何%!」と意欲に繋がりますし、他の誰かが契約成立しそうになると心から応援し支えようと思います。

他人事ではなく、自分のことのように喜んだり、頑張ろうと思う、皆で一つの目標達成している感じです。もちろん皆を見て自分も負けていられないとも思いますしね。

思う通りに事が運ばず苦しい時でも、「頑張ろう!!」という志しを全員が持ち、全員が感じている所がこの店舗の自慢できる所ですね!

それでも気が滅入る時や、正直“辞めたい”と思うこともありますが、ずっと続いてきたのは、支店長や上司の方々はすごくモチベーションが高く、人一倍声を発してくれるお蔭ですね。

それだけでなく声を上げ、声に応える同僚がいます。皆が一丸となって頑張り、しんどい時は率先して自分から声を出す、きっと一人一人が熱い想いを持っている店舗です。
私にとって松井山手支店は、成長できるところです。

小さな職場なので各自役割はたくさんあります。モチベーションの高い仲間の中でいかに自分の役割を果たし、仲間を助け支えあっていくか、それができれば自分も成長できると思います。

皆に共感してもらえる分、自分も共感して常に、物事に敏感に反応できる自分でいたいと思っています。」

「私は松井山手支店に転勤当初、“違う会社に転職したんじゃないか”というくらい、未経験のことばかりで戸惑いました。

そんな中、自分はしたことないことでも物怖じするのではなく、積極的に受けてみようって思ったんです。たとえ解らなくて困っていても周りの誰かが、助けてくれました。

それを通し自分自身も成長できましたし、本当に周りの方々や環境に恵まれているなと感じます。積極的取り組んだ分だけ理解してもらえる。また挑戦したいと思える場所ですし、そういう風土になるのも皆で同じ目標に向かっているからだと思います。」
―― こんなに温かい職場があったなんて知りませんでした。すごく良い空気が伝わってきました。また来たいと思える空間はこういうことだなと感じました。

■では今度は逆に、怒られる、厳しいと思うことはありますか?



「支店長は厳しいです。(笑) というのも、支店長は本当にどこまでもお客様目線なんです。どんな時でもお客様の気持ちを汲み取って柔軟な対応をされていますしすごく尊敬しています。

お客様のことや事務の流れなどを考え柔軟に対応しなければならないことも多く、法律や、京都信用金庫のルールに則っているか見極めが難しいです。

しかし、杓子定規な考え方で作業的にこなすのではなく、お客様目線に立つことに心がけ、日々徹底しています。
上司の意見を聞くだけではなく自分でも調べ、考え、お互いが納得した中で仕事をしています。

支店長は、本部や各店舗との連携を取り一つ一つ確認し、解消して、納得した状態で仕事に取り組めるようして下さるので、厳しいことももちろんありますが、支店長を信じています。」
―― すごいですね。「支店長についていきます」との言葉が自然と出てくる環境であるということに驚きを隠せません。

■もし、失敗してしまったとしてもすぐ報告相談は出来るのですか?

「そうですね。むしろ、皆悪いことの方が報告は早いです。走って支店長のもとに報告にいきます。逆に言わない方が怖いですし。(笑)

ただ、入社後すぐではないです。やっぱり人間関係ができてからでなければ難しいですよね。私たちも初めは報告ですら言いにくかったです。

信頼関係が出来ていると何でも言いやすくなりますし、伝えると周りもすぐ反応してくれるんです。支店長にも“おかしい、こうじゃないか”と思ったら伝えますし、それを受け入れて下さるのですごく助けられています。」
―― すごいですね!!リーダーシップがあるんですね。

■最後に皆さんの夢を教えて頂けませんか?

今西さん


(今西さん)「そうですね。私は何らかの形でずっと笑っていたいと思います。例えば何か嫌なことがあっても皆でお腹いっぱいご飯食べて笑って毎日を繰り返す、そんな日々が理想です。」



井山さん
(井山さん)「挑戦を恐れず、どんどん前進していきたいです。そうすることで自分も成長できると思いますし、松井山手支店はそれができる所であると思いますし共に成長ですね。」



藤本さん
(藤本さん)「最近は自分の仕事に関する喜びだけではなく皆で共感し、仕事に取り組む喜びがわかるようになってきました。

皆がいるから喜べて自分が居られる。そういう様に縁の下の力持ちになりたいです。皆で同じ目標を目指し、一丸となる、気持ちを共有できることが幸せです。小さなことでも感動出来る自分が幸せだなと。」


(支店長)「この店舗のメンバーは感動しすぎですけどね。(笑)」




(皆さん)(笑)


―― すごいですね!皆さんの会社や仕事に対する思い、周りの方々に対する思いが伝わってきました。というのも支店長様の思いや考え方がどんどん次の方に伝わって、担い手となる人材が育っているのですね。

■では支店長様の夢をお聞かせ願えますか?

 「そうですね。松井山手支店は皆モチベーションの高い人の集まりで、すごく恵まれていると思います。この店舗から育った女性が、次の世代を引っ張っていく担い手になって欲しいと思っていますし、そういう逸材の集まりだと感じています。

今まで多くの方々にお世話になりましたし、今後は私がお返しをする番だと思っています。大きなことを考えているわけではないですが、京都信用金庫との未来を担う人づくりのお役に立てればいいなと思っています。」
(2010年9月30日現在)

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