2010年9月17日金曜日

知恵産業経営大会

先日、京都商工会議所主催の”知恵産業・経営大会2010”に参加してきました。


第一部の講演では、ジャーナリストの櫻井よしこさんが「世界の中の日本~これからの企業経営について~」というテーマでお話されました。

今後減っていく中で日本の立場がどうなるのか、という話からはじまり、「南シナ海の領土問題」を例として現在の民主党における政治を櫻井さんの視点からのお話で、鋭い観点からの世界における日本の立場をお聞きし、大変勉強になりました。

政治も人ごとではなく有権者である私たち自身も真剣に政治に対して向き合っていかなければ、日本の政治も変わらない、と感じました。

第2部の分科会では、4つの部会に分かれてのセミナーです。
私たちは、第2分科会の〝情熱経営~挑戦する経営者の知恵~″に参加しました。
マロニーでお馴染みのマロニー株式会社の社長様のご講演でした。

女社長の河内社長は40歳まで専業主婦だったのですが、後継ぎ問題で、三姉妹の長女であった河内社長が引き継がれたそうです。今や〝マロニーちゃん″と愛称で家庭で親しまれる存在になったマロニー。

女性の女社長ということで苦労された点も多々あり社員に支えられてきたそうです。また、現在はIT化の業務改善を行ってきたことについての事例紹介がありました。



セミナーでは、エコバックとマロニーが配られました。

次のセミナーは、〝はちみつ黒酢ダイエット″でおなじみのタマノイ酢の播野社長のご講演。播野社長がすごいんです。話をするスピードがとても速く、内容も的確でわかりやすいので、パワフルさに圧倒されました。

タマノイ酢さんの本社オフィスでは、PCはなく、フィットネスジムや茶室など考える力を身につける工夫がされていて、会社として、企画力に重点を置かれて業務を考えられているそうです。

企画力が重要とされる背景としては、
・考えないで仕事をする。
・人の言うとおりにする。
・過去の事例通りに行う。
という変化に対応しない人間が日本人に圧倒的に多いこと。

指示待ちや作業のように仕事をすることは、全く個人の成長につながらないですし、イキイキ働く仕事ができていないということです。日本のオフィスに圧倒的に多いのはこういった傾向ではないでしょうか。タマノイ酢さんでは、人材教育に力を入れられているそうで、新入社員研修の様子を紹介されていました。

3泊4日の新人合宿で、大声を張り上げて自分の考えをぶつけ合うのです。とても厳しい指導が飛び交い、参加者全員が涙するシーンが印象的でした。熱い思いをぶつけ合うこともオフィスの中では重要だと改めて感じました。

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